ブログの方針(はじめに)

このブログでやりたいこと

現在、理科教育(主に自分の専門の生物(と地学))について以下のような不満と疑問を持っています。当ブログではこれらの問題を少しでも解決して自分が授業に臨むために調べた書籍を紹介したり、自分の考えを示したいと思います。これらにより、新たな文献を教えていただいたり、自分の知識が至らないところを知ることができればと思います。

 

 

不満点や疑問点

①2018年現在、理科教育の界隈では言語活動であるとか、アクティブラーニング、バカロレアなどと言われています。しかし、どうしてもそうした活動が表面的な「おままごと」と感じられます。

 

②中学理科(地学と生物)や高校生物を教えていると、知識や知見、学説は紹介されていても、それが科学史においてどのような意義を持っていたのか、棄却された説はどのようなものでどのような実験で決着がついたのかといったことがあまり紹介されていません。しかし、これらの知識がなく、単に細胞説の話を聞いても、何がすごいのかイマイチピンとこないのではないでしょうか。

 

③教科書に記述されている内容に出典がありません。論文を見ると教科書よりもはるかに複雑な実験系を組んでいることがわかったり、当時何が論争になっていたのかがわかったりするので、本当は出典を示してほしく思います。

 

  

 

 

堅苦しくなりましたが、多分ゆるゆるとした記事が増えていくと思います。堪忍してつかあさい。(←ほらもう緩み始めた)